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本の詳細

あきちゃった!

アントワネット・ポーティス 作/なかがわちひろ
あきちゃった!
  定価(本体1,400円+税)
サイズ: 21×26cm
ページ数: 32頁
ISBN: 978-4-7515-2711-5
NDC: 933
初版: 2014年8月
対象: 4歳〜
品切れ
意外な展開が楽しい、おかしな小鳥たちの絵本です。
犬はワンワン。ネコはニャア。カラスはカァで、ハトはポー。
動物の鳴き方って、だいたいきまっているもの。
茶色い小鳥も、これまでなんの疑問ももたずに、ずっと「チュン」と鳴いていましたが、ある日、「チュン」と鳴くことに飽きてしまいました。
でも、なんて鳴いたらいいのかな……?
とまどいながらも、突然、口から飛び出したのは、思いもかけないヘンな鳴き声!
びっくりしたまわりの鳥たちは、「茶色い小鳥はチュンと鳴くものだ」と諭すのですが、自分たちも次第にいつもとは違う鳴き方をしてみるようになります。
「アチャピッピ ポケプー」「キョロキョロ ズリッパ」「ポーピー ポッペプー」いつもと違う鳴き方をすると実はこんなにも楽しかったのですね。
ところが、まじめなカラスだけは、今までの鳴き方にこだわっていたものですから……。
語感も楽しく、小さなお子さんの読み聞かせにも、ぴったりの1冊です。

【著者紹介】

アントワネット・ポーティス(Antoinette Portis)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校で美術を学ぶ。ディズニー・コンシューマー・プロダクツでクリエイティブ・ディレクターとして活躍したのち、絵本作家として独立。
作品に『はこ は はこ?』(ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞)、『きが き じゃない』、『いろいろペンギン』(以上、光村教育図書)などがある。

訳:なかがわ ちひろ(中川 千尋)
東京芸術大学美術学部卒業。
訳書に『どうぶつがすき』(2012年日本絵本賞翻訳絵本賞)、『105にんのすてきなしごと』(ともにあすなろ書房)など。絵本作品に「おたすけこびと」シリーズ(コヨセ・ジュンジ/絵)、創作読み物に『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(野間児童文芸賞/偕成社)などがある。


イラスト

【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
朝日新聞 2017年11月14日 「Book&Review」で紹介されました。
“読み聞かせ、つかみの一冊”


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