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教室で読みたい本〔高学年向き〕

ハーネスをはずして 北海道盲導犬協会の老犬ホームのこと

辻 惠子
ハーネスをはずして 北海道盲導犬協会の老犬ホームのこと
  定価(本体1,300円+税)
判型: 四六判
ページ数: 176頁
ISBN: 978-4-7515-2769-6
NDC: 916
初版: 2016年4月
対象: 小学校高学年
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看取った盲導犬は、250頭。
犬が好きで好きでたまらなかった著者が選んだ、老犬介護の仕事とは?
引退した盲導犬のための老犬ホームは、1978年、世界で初めて
北海道盲導犬協会の中に誕生しました。
この老犬ホームで28年間働く著者が、老犬ホーム設立のいきさつから、
犬とのつらい別れまで、知られざる犬との日々を綴った活動報告エッセイです。
犬の12歳は、人に例えると67歳。13歳で70歳。14歳で75歳。
盲導犬として働けるのは、10年ほど。
引退が決まれば、盲導犬はユーザーのもとを離れなければなりません。
深い絆で結ばれた者同士の別れはつらいものですが、
本当の別れは、元盲導犬が犬生を全うするときにやってきます。
それまでの時間を、「犬への最後の贈りもの」として、
よりよいものにしようと奮闘する著者の姿は、盲導犬にかぎらず、
生あるものと関わるすべての人の参考になることと思います。
また、シニア犬の介護に役立つアイディアも!
犬好きはもちろん、動物と関わる仕事に憧れを抱いているお子さんにも
おすすめしたい1冊です。

【書評】    
メディア名 日付 コメントなど
朝日新聞(北海道版) 2020年1月28日 “ホームで過ごすラブラドルレトリバーの老犬たちの人懐っこく穏やかな表情の写真の数々に癒されます”
北海道新聞 (夕刊) 2016年8月29日 著者の辻惠子さんの記事が掲載されました。


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