鏡のなかの迷宮

人魚の棲む水の都ヴェネチア。
かつては栄華をきわめたこの街も、
エジプト帝国の支配下におかれて、はや30年。
「水の女王」の不思議な力でなんとか自治を守っていたが、
地獄の使者の到来をきっかけに、保たれてきた均衡がゆらぎはじめる。
魅惑の水上都市を手にいれるのは、だれなのか・・・?
少女メルレはたったひとり、ヴェネチアを救うべく旅立つ。

戦わずして陥落したヴェネチア。
侵略者の蛮行を恐れて静まりかえる街にミイラ戦士の足音だけが響く。
ヴェネチアを逃れたメルレは、地獄の伝説の真実を、
そして、親友ジュニパに埋めこまれた
鏡の目の秘密を知ることになる・・・。

親友ジュニパの裏切り、
そして「光の王」バーブリッジ教授が別れぎわにのこした謎の言葉・・・。
さらに、厳冬のエジプトでメルレを驚愕の事実が待ち受ける!


水上都市ヴェネチアをめぐってくりひろげられる華麗なるファンタジー第1部


◆◇鏡のなかの迷宮 3部作待望の完結編!! ◇◆



鏡のなかの迷宮3 ガラスの言葉
鏡のなかの迷宮
第3部 ガラスの言葉

カイ・マイヤー 著
遠山明子 訳/佐竹美保 絵
挿絵
女子中・高生を中心に多くのファンタジーファンの心をとらえた“華麗なる”物語待望の第3巻刊行です。ついに明かされるメルレ出生の秘密。厳寒のエジプトで待ちうける意外な真実とは? 一度読み始めたら読み終わるまで目を離せない!幻想的な世界を存分に味わってください。


定価(本体1,700円+税)
判型: A5判 /ページ数: 344頁
ISBN: 978-4-7515-2134-2
NDC: 943/初版: 2004年6月


メルレの方とゼラフィンの方と状況が入れかわったり、2巻は1巻よりすごかったです。それにしてもゼラフィンはかっこいい! 早くメルレと再会できることを願っています。 買ってからあっという間に読んでしまいました。私はいつの間にこの本の魔法にかかってしまったのだろう?という感じです。(12歳 女性)
わくわくしながら読ませていただきました。人間は何千年も前、何をしてきたのか? それが今の自分とどう関わってくるのか! 自分に誠実に言動できる人が少ない現代に、考えさせられる良い本でした。(58歳 女性)

ページをめくる手が止まらなくてメルレやゼラフィンと一緒に悲しくなったり、興奮したりした。読み終えたときには心臓がすごい速さで鳴っていた。一秒でも早く3巻が読みたいです!(12歳 女性)

題名からまず魅かれ、本の装丁にも魅力を感じて購入しました。水の都ヴェネチアというだけですごく神秘的なものを感じますが、思いもつかない登場人物・動物に圧倒されて一気に読み終えてしまいました。 (47歳・会社員 女性)

◆◇鏡のなかの迷宮1〜2 既刊本のご紹介 ◇◆

鏡のなかの迷宮表紙
鏡のなかの迷宮
第1部 水の女王

カイ・マイヤー 著
遠山明子 訳/佐竹美保 絵
挿絵
魅惑の水上都市を舞台にこの夏最高のファンタジーの登場! 「水の女王」の不思議な力で守られていたヴェネチアにある時地獄の使者が現れ、運命の歯車が狂いだす・・・・。群を抜く疾走感と絶えることのないドキドキ! 読み出したらとまらない、「華麗なる」ファンタジー3部作の幕開けです!


定価(本体1,700円+税)
判型: A5判 /ページ数: 295頁
ISBN: 978-4-7515-2128-1
NDC: 943/初版: 2003年06月
鏡工房の弟子となったメルレとジュニパ。
小さな偶然が重なりあったとき、ふたりの運命は
思いもかけない方向へと転がりはじめる。
挿絵
*** も く じ ***
第1章 人魚の棲む島
第2章 鏡の目をもつ少女
第3章 仮面の秘密
第4章 裏切り
第5章 水の女王
第6章 人魚に導かれて
第7章 地獄の使者
第8章 いにしえの反逆者
第9章 ヴェネチア脱出
訳者あとがき

挿絵
鏡のなかの迷宮2 光る石表紙
鏡のなかの迷宮
第2部 光る石

カイ・マイヤー 著
遠山明子 訳/佐竹美保 絵
挿絵
女子中・高生を中心に多くのファンタジーファンの心をとらえた“華麗なる”物語待望の第2巻刊行です。第1巻「水の女王」で生じたたくさんの気になる謎がじわじわと解明され始めます。一度読み始めたら読み終わるまで目を離せない!幻想的な世界を存分に味わってください。


定価(本体1,700円+税)
判型: A5判 /ページ数: 376頁
ISBN: 978-4-7515-2129-8
NDC: 943/初版: 2003年12月
【著者・訳者紹介】
●著者 カイ・マイヤー
1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、ジャーナリストとして数年働く。1993年、最初の本を発表。1995年より、文筆に専念し、サスペンス・スリラーを多数執筆。主な作品に『錬金術師』、『ダイタロスの家』(以上未邦訳)、「七つの封印」シリーズ(ポプラ社)がある。メルレを主人公とするこの三部作はドイツでベストセラーになった。
●訳者 遠山明子(とおやま あきこ)
1956年生まれ。上智大学でドイツ文学を学ぶ。現在、大学でドイツ語、ドイツ文化を教えながら、ドイツ語圏の児童文学の翻訳紹介をしている。
主な翻訳作品に『パパは専業主夫』(童話館出版)、『女の子はサンタクロースになれないの』(国土社)などがある。



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